◎日産ディーゼル
PKG-RA274系(スペースランナーRA ワンステップ・ノンステップバス)

当初はワンステップ仕様での導入だったが、さらなるバリアフリー化のため、2007年より導入を開始。乗車時混雑対策のため特注で中4枚折戸ノンステップとして製作。特に最長尺(P尺)は近距離団地用と長距離輸送仕様で投入されており、近距離団地用は前半分のほとんどをロングシート化+車椅子2台乗車可能とし、長距離用は前半分の2列席を増やし、後部座席はリクライニングシート化とクッションの改良、時刻表示つき72コマ大型運賃表示器等を設置。なお、本系列のノンステップバスはすべて改造扱いのため「国土交通省標準仕様ノンステップバス」の要件を満たしておらず、認定ステッカーは貼られていない。尿素(アドブルー)を使用し排気ガスを浄化するシステムを搭載。本社・子会社の区別なく、3種類の長さ違いを見ることができる。

 

・PKG-RA274PAN改

(本社・山田下営業所所属、長距離対応車)

 

・尿素(アドブルー)による排気ガス窒素酸化物還元システムを搭載(中扉手前の窓に貼られているステッカーが目印)

2010年に着席率を高めるために、一部路線にワンステップベースの長距離路線車を最長の12m仕様で投入。この車種では久々のワンステップ車でもある。前扉直後には荷物スペースを装備。それ以降は段上げされている。また、路線車に「貸切カラー」を用いるのも初である。ノンステップ車同様、尿素(アドブルー)を使用し排気ガスを浄化するシステムを搭載。

・PKG-RA274TAN改(12m・ワンステップ仕様)

(本社・山田下営業所所属、長距離対応車)

PDG-RM系(スペースランナーRM 中型9mワンステップバス)

2008年より投入。ふそうのAR系と外観はほとんど見分けがつかないが、こちらはメーカーロゴがない点で判別できる。今のところワンステップ仕様のみ投入。

 

・PDG-RM820GAN(9mワンステップ)

(本社・藤棚営業所所属)